南関1846報・農業のゆくえ・・・4
生産の手間と費用
今、農業を大規模で行ってるのは認定農業者で
ほとんどが何町と言う規模をほぼ一人で行ってる。
そのため、一つ一つの田んぼの世話が・・・※1
※1:認定農業者の方々もほぼ一人で作業されてるため
草刈りも年2~3回の割合ですから、
近隣田んぼは少々迷惑となってます。(愚痴!)
田んぼの世話とは
「水管理」、「草刈り」、「消毒」などがありますが
「水管理」は2日毎でも良いと思うのですが
収穫期まで続ける作業です。
「草刈り」は田植え前から収穫後まで5~6回かな?
草刈りも病害虫の被害を少なくする手段にもなります。
でも!今年の雨ばかりの毎日は
”日照不足”を指摘された通り
例年並みの収穫が出来るか心配です。
「消毒」は虫や病気の防除が目的ですが
発生してしまうと臨機応変に対応する必要があります。
これらを一括りに世話と言ってますが
作業自体はすべて無給、農薬は高価で被害が大きければ出費もかさむので
苗作りから田植え、収穫までにほぼ6ヶ月間無給の作業が続きます。
我が家では5月に消毒して種まき、同時に耕運、施肥、6月中旬に田植え
収穫までの3ヶ月が水管理と草刈、消毒、中干し10月に稲刈りとなります
作業自体は少しづつやればと思うけど天候次第ではそうも言ってられません。
草刈り、中干し(米の茎を丈夫にするための水止め)はほぼ一人で…
消毒は助っ人をお願いし動噴でしますが、
多くの農家はJAのヘリコプター防除(委託)となってます。
収穫はコンバインを持ってませんので委託してますが
刈取り・乾燥・籾摺りの代金は少しづつ値上がりしてますし
農家にとっては痛い出費です。
こうして田んぼの維持管理に必要な経費が米の価格より高くなり
結果、赤字経営となるが、先祖伝来の土地を守りたいの一念で田んぼを作り続ける。
しかし、補てんも貯金があっての事!
そろそろ我が家も、資金が底をつき始めてるので、体力も・・・
ここ数年が決断の時になりそうです・・・。
戦後に我が組(14戸)はすべて農業をしてましたが
現在は6戸しかなく数年後はもっと少なくなってしまうでしょう。
収穫まで残り40日程ですね~
この記事へのコメント
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半信半疑でしたわ~
これからもよろしくね~