南関1843報:農業のゆくえ…1



政府が打ち出した”減反見直し”についていち農家の考え



そもそも、”減反”が始まったのが1970年

当時、生産量に対して消費量が増えず”米余り”となってきたため

政府は生産者米価格を維持するために”減反”を開始し

翌年、農家の収入を守るため減反した田んぼに転作作物を作る農家に対して

反当り8000円程の補助金を支給し始めた。


その後、生産量に対して消費量は逆比例が続き、減反面積は年々増加

昨年度に至っては約43%に減反割り当てとなっている。

つまり1町の田を作る農家は4反3畝を減反する事になる。
1町=10反=1Ha=100a) 4反3畝=4.3a=4250㎡

もし減反しない場合とか減反面積が不足した場合は減反米として米を出荷する。

この場合、現金での支払いはできないシステムになってた。

この米価格は正規の価格の1/3程であったのに

JAに入荷した時点で正規米価格に変更できるので差額はJAの収益となる

農家のとっては泣くに泣けない措置でもあった。

さらに、減反が達成されてないと政府からの補助金が減らされ

未達成地区には役場などに申請して支給されてた補助金が受けられないこともあった。



しかし、今年に政府は”減反見直し”を決め補助金を見直し

減反に対しては反当り補助を減らし、飼料米育成農家には補助金を増やすという方針転換を決めた

このことは減反廃止で米を自由に作れるものの収穫量が増えることで米価格は安くなり

農家としては立ち行かなくなってしまう。

また飼料米は家畜への作物だが実になる米は大幅には変わらず

食用として使えないわけではないので購入先が食用として使われれば

偽装の一歩手前の状態になれば、ますます正規の米は売れなくなる。


高齢化による農家は自家米用に作るだけで残りの田んぼは

中規模農家へ貸し飼料米を作り補助金をもらうようになるものの

中山間地区で区画整理もされてない田んぼの管理には中規模農家でも限度があると感じる


この政策では小規模農家は農業をやめてしまうことになり

後継者のいない農家は荒れてしまうだろう。

仮に中大規模農家が農地を借りる場合でも

日当たりの悪い場所、水の管理できない場所、機械が入れない棚田などは

収穫量が見込めず、荒廃が進んでしまうことは明白である。


農地が荒れ猪などの獣が増えてしまえば更なる被害も考えられて

人が住む場所は町だけになってしまうのかも?


・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・

ブログランキング

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

2014年02月15日 12:10
そもそも、政治屋は大票田だった既得権限代表者みたいな農協 [理事] 保護みたいな事ばかりだったし、補償費や補填費の施策ばかり。
本来の目指すべき姿・・・
例えば「自立経営出来る畜産家・農家・林業家」に導く政策が必要だと思う。
また国土保全の意味からも、全体を見渡した耕地の姿を描けない政策。
全てが対処療法みたいで、ビジョンを感じないのは私だけでしょうか?
本来の先進国は一次産業の成熟しているのが本来とではおります無いかと考えます。
後継者が二の足を踏む環境、耕作放棄地が抱える環境に与える影響・・・都会でパックされた米を食らう都会人には見えない事ばかり。まあ、米も食わなくなり輸入小麦を焼いて、練って食っている故には関係無いかもです。
少々毒を吐いてみました・・・・。
2014年07月15日 21:57
すっかりご無沙汰してます。
確かにおっしゃる通りで国の政策は
その場限りの票田対応!
まして農協は農家の手助けではなく
搾取企業と化してますね!
指導する立場の機関がこれですから
農家はまずどうすれば?とおもってたら
弱農家は切り捨てとなりましたね~
今後の米の価格や品質に都市部の方々は
注意されたほうがいいかも??

この記事へのトラックバック