南関463報・八十八…米の文字2…田植えから稲刈りまで


もう、すっかり米の収穫は終了しましたが

前回に続き・・・米の八十八と言う文字の意味で

田植えの前までを紹介、今回はその後の作業状態で

9,田植え、10,補植、11,草取り、12,消毒、13,水管理、14,中干し、15,穂肥、16,止水

について少し長くなりますが昔の農業を紹介しましょう。



 9,田植え:地域場所で田植えの方法は異なりますが
       ここでは、我が家が行ってたやり方を紹介します。

   <田植えともなれば農家にとっては大仕事なので親戚中に声を掛けて集合です。

     まず、苗床で育った15cmになった苗を根を傷めないように採取し、100~150程を束ねて

     田んぼへ運び、一間(約1.8m)毎に紐を張り印のある所に基準の苗を植え

     張り終わると、苗を一斉に田んぼに投げ込み(子供の役目!)

     一間に二人並んで先ほどの基準に竹竿を置き、

     竹竿の印が7寸(約23cm程度)毎に付いた場所に苗を植え

     二人が終ると同時に下がって1反(約990平方メートル)が十人がかりで半日でした。


 10,補植:この作業は機械化された後に発生した作業です。
        昔は手で植えてたので補植はありません。


6月中旬に田植えを終わり、稲にとって最大の成長期になる”分けつ”があり

田植えで2~5本の苗が、次第に茎が大きくなり横から新芽が出てくる

最終的には25~30本の株となります。


1本の苗が約5~6本の新芽になり、1本の稲から約80~150粒の米が取れる

それでは、多く苗を植えると良いかと言うと

分株できずに稲も粒数が少なくなるので逆に悪い。



11,草取り:田んぼの中に育つ雑草を除去します。
      昔は”がんずめ”と呼ばれる手押しの機械や手で田んぼの中を這い回って草取りしてました。
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      この作業も一日中田んぼの中で半腰状態での作業ですから辛い

      現在は、除草剤を田植え後5日程度で散布しますが…雑草は強いですね~

12,消毒:昔は分株の終わる頃に”木酢・竹酢”で予防しましたが
     近年の機械化で”蛸足”と呼ぶ散布器や”ホース散布”で行い(粉剤)
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     現在では”動噴”と呼ばれる機械で(水和剤)散布します。
     田植え後40日前後で1回目、中干し前後に2回目を実施します。
     (ウンカやコブノメイガの害虫防除、18,いもち病や紋枯れ病の予防)

13,水管理・草刈り:6月中旬~9月下旬まで
  田植え期より毎日田廻りを行い、モグラ穴等が無いか育ち具合などを見て廻り

      次の中干しまでの間に、畦の草刈りを2~3週間前後毎で行います。

14,中干し:7月下旬頃に根を丈夫にする為に水を給水しません。
  この時期に中途半端な中干しすると根の部分の病気や、刈り取る時にぬかるみます。

15,施肥:8月上旬に行いますが、昔は施肥した覚えが無いんです。
  現在では”穂肥(ほごえ)”と言い実入りを良くするための肥料です。
      9月10日頃に稲の花が咲き始め、穂先に稲の子供が出来始め
      この頃がウンカやカメムシ等の害虫が発生します。

16,止水・落水:いよいよ収穫の準備
         刈り取り前の準備で給水を止め、底栓を外して田んぼ全体の水を抜いてゆきます。

この後の収穫はまたこの次にお知らせいたしましょう。

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