南関448報・八十八…米の文字1…準備から代かきまで


”米”という字は分けてみると八十八となりますが

米が出来るまでには八十八の手間がかかることを表してると言います。


まず、田植えまでの準備期間の作業を紹介しますと・・・


準備:5月~6月上旬 ※九州地方でも田植えの時期は異なります。
 1,籾消毒・乾燥、2,土入れ、3,苗代かき・区分け、4,種蒔、5,耕運、6,施肥、7,水入れ、8,代かき

これらの作業が8工程で済むのは機械の発達です。

 1,籾消毒・乾燥:昔は塩・温水消毒がほとんどでした。
           もちろん、昔ながらのやり方をする農家もありますが
           現在では専用の消毒薬があり3日程です。

 2,土入れ:この作業は昔は有りませんでした。
画像
苗箱に土を入れ150箱を1時間程度です。

 3,苗代かき・区分け・畦塗り:苗を育てる為の床作り
           代かき・機械の無い時代は牛に「マガ」を引かせて
           水田を歩き回りこの広さで半日かかってました。今はトラクターで15分で済みます。
           区分け・1~2日程水を溜めて土が沈殿するのを待って苗畝を区分けします。
           畦塗り・田んぼの水が漏れないように泥で固めて作ります。 
画像
区分けは畝を作る作業で今も昔も1時間程度で昔は直接この畝に種蒔しました。

 4,種蒔:昔は畝に直接蒔いてました。
      現在は機械で苗箱に撒いてゆきます。

 5,耕運:田んぼを耕運して雑草を土の中に埋め込み、土を細かくしてゆきます。
      昔は牛で「鋤」を使って耕しましたが、一日で7畝(約700㎡)ほどしか作業が出来ませんでした。
      今はトラクターで約90分程度で終ります。

 6,施肥:昔は「堆肥」(牛馬の糞を藁屑等と混ぜて発酵させたもの)を使って現在も使ってます。
      元肥に化学肥料が出てきて労力が低減されました。
     勿論、有機栽培の農家では化学肥料は使いません。

 7,水入れ:田んぼに水を張ります。この工程は昔も今も同じ
       区画整備が行われてる所は自由に灌漑用水路から水を引き込む事が出来ますが
       整備されて無い場所では、上の田んぼから順番になりますから
       「水争い」の原因にもなってしまう事になりますね。

 8,代かき:昔は牛に「マガ」を引かせてました
画像

       耕運機が出来ると簡単になり、トラクターでは1反(約990㎡)が2時間程度で終る。


これらの工程で現在8工程程度ですが、昔は20工程にも相当するでしょう。

この後の工程である「田植え・消毒・水管理・中干し・施肥・止水・稲刈り/乾燥」は
           
この次に・・・


ブログランキング

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック